肉厚プリプリの南国きくらげが育つ生産施設・生産方法の一部をご紹介いたします。
南国きのこ苑のきくらげは純国産。当苑のきくらげの全行程はK-GAPに定められた基準に基づき、生産されています。
農業用施設の建設業を営んでいた当苑の代表 末川が、ここまで施設・設備を作り上げ、おいしいきくらげを育て上げるまでには大きな苦労と工夫がありました。

菌床成型・蒸気殺菌・菌床冷却

さとうきび発酵バガス
発酵バガスを菌床に
久志検菌を接種する

沖永良部島の基幹作物、「サトウキビ」を絞ったあとに残る繊維部分(バガス)を天然発酵させた発酵バガスに米ぬかを混ぜて菌床を製造しています。成型された菌床は蒸気殺菌・冷却されます。

種菌接種

久志検菌
久志検菌接種
バガス菌床

成型・蒸気殺菌・冷却の済んだ菌床は「接種」の部屋に運ばれ、沖永良部島内に100種類以上もある菌の中から選び抜いた、「久志検地区」で採取できる「久志検菌」を接種します。

菌床培養

菌床培養
菌が周り、白くなります
完成した菌床

菌を接種したら温度・湿度管理をした培養室で30〜40日程度寝かせます。久志検菌が菌床全体に周り、菌床が白くなったら菌床培養の完成です。

ハウスへ

サンゴの石垣蔵
南国きくらげ
石垣蔵ときくらげ

菌が菌床にまわり、白くなった培地はハウスに移されます。ハウスの一部がサンゴの石垣に囲われ、半自然状態で風・湿気・温度が常時入れ替わる環境で2週間ほど待つときくらげが芽を出し始めます。

収穫作業

ひとつひとつ人の目で
ひとつひとつ人の手で
ひとつひとつ人の手で収穫

大きく立派に育ったきくらげからひとつひとつ人の手と目で収穫します。南国きのこ苑のきくらげは肉厚プリプリ!きくらげは味を出さず味を吸収する食材なので何の料理に入れても相性抜群!
きくらげを収穫した後の廃床は堆肥として畑へリサイクルされます。

加工

生きくらげ加工
ボイル済スライスきくらげ
乾燥きくらげ

収穫後のきくらげはそれぞれ、生・ボイルスライス・乾燥の加工に分けられます。

包装・チェック・出荷

パッキング
出荷準備
包装

加工後のきくらげは、選別・パック詰めを行います。南国きのこ苑はきくらげ専門の生産業者のため、一般消費者のお客様はもちろん、企業様のご要望にも対応可能です!当苑の製品は金属探知機を通し、安全チェックを行っています。

K-GAP認証を受けています

K-GAP認証

K-GAPは、「かごしまの農林水産物認証制度」です。

GAPは農産物の安全を確保し、よりよい農業生産を実現するための生産工程管理のことです。鹿児島県は2004年から全国に先駆け「K-GAP」という名称で認証を進めています。

生産者はK-GAPに定められた基準に基づいて環境保全、農作業安全などの項目に取り組み、さらに必要以上の農薬や資材の購入を減らし、作業の効率化を図ります。

K-GAPを取得した当苑の「サンゴの石垣蔵が育てた南国きくらげ」には、農薬は一切使用しておりません。

きくらげ生産に関する検査結果を見る